家づくりには欠かせないもの・・・設計図書(セッケイトショ、セッケイズショと読む方もいます)
設計図書がないと家が建たないといっても過言ではないでしょう。
設計図書は大きく分けると、仕様書と設計図に大別できます。
そして、設計図を分けると、意匠(いしょう)図、構造図、設備図と分けることができます。
例えば、次の各図面が意匠図、構造図、設備図どの部類の設計図に属するかといいますと、
・屋根伏図 (屋根の形状や仕上げなど) → 意匠図
・配置図 (建物の位置や駐車スペースなど) → 意匠図
・電気設備図 (照明器具の位置や数、配線など) → 設備図
・矩計図(かなばかりず)(各部の詳細寸法、断熱材の種類、厚さなど)→ 意匠図
・床伏図 (床の各部材の位置、数など) → 構造図
一般の方にはなじみのないものばかりと思いますが、家づくりをするにあたり、最低限知っておく必要のある設計図もありますのでこの機会にぜひ覚えて頂きたいですね。
知っている、知らないとでは大きな違いがでてきます。
では、設計図にはこれから聞くであろう図面の名称を紹介しておきます。
意匠図・・・(付近見取り図、平面図、立面図、断面図、展開図、天井伏図、建具表、外構図など)
設備図・・・(給排水設備図、空調・換気設備図、ガス設備図など)
となります。
各図面はもちろん整合性がとれていなければならいですが、実際の現場ではよく間違いがあり、トラブルの原因になっていることが多いです。
事前のチェックを行いトラブル防止に努める必要がありそうです。
自分ではちょっとチェックできないなぁ~なんて思ったら、知り合いか、第三者のチェックをうけたら安心できると思いますよ!