少し想像してみて下さい。
あなたは、マイホームを依頼するパートナー(業者)を数社に絞り込み、会社訪問や近隣の評判など確かめている最中です。
ある日、あるハウスメーカーの担当者と家づくりについて打ち合わせをしていると、担当者が一度当社の現場を見て欲しいと言ってきました。
日を改めて現場見学に行くこととなりました。
夕刻、現場へ着くと現場には誰もいませんでした。状況は基礎工事がほぼ完成しているといった状況です。
↑この状況を見て、あなたはどのような感想をもたれましたか?
何か感じることがありまんか??色々と考えることでこの会社をパートナーとして選ぶべきかどうか見えてくるものです!
とりあえず、私が感じたことをお伝えしましょう。
1.木造以外の構造で2階以上の建築物を建築する場合、敷地の敷地周囲を1.8m以上の仮囲いをしなければなりません。
この現場の建物はおそらく木造です。しかし周辺に仮囲い(仮設の囲い)が無い為、自由に人が出入りできてしまいます。仮に近所の子供さんが現場内で遊んで怪我でもしたらどうですか?
そうした配慮をパートナーにしてもらいたいとは思いませんか?
2.現場での作業は終わっているのに延長コードなどの道具が放置されています。このままではおそらく盗難にあってしまいます。
現場で使用する道具は持ち帰る。または整理整頓してシート等で隠しておいて頂きたいものです。自分の家づくりの現場で盗難など犯罪など起こって欲しくありません。
3.基礎の土間に雨水が溜まったままになっている。床が水平じゃないだとか、そのまま工事が進んで行ってしまうのではないかという不安を待たせることになってしまいます。
あなたは他に何か別のことを感じましたか?
こうして、パートナーを選ぶ前には現場を見学してみて下さい。その会社の家づくりの取り組み方が見えてくると思います。
実際現場で作業される方はHMや工務店の下請けの業者です。こうした下請け業者への教育がチャンとできていればおそらく施工レベルも質が高いと私は経験上思います。
パートナーを選ぶ前のポイントとしてぜひ覚えておいてください!