家を建てようと考えた時、木造か鉄骨造かそれとも鉄筋コンクリート造か.。。。
どんな工法にしたらいいのか迷うことがきっとあると思います。
“どんな工法で家を建てるか”これから家を建てる人の中には“工法”を重要視している人は少ない様に感じます。むしろ外観や間取り、設備といったソフト面を重要視している人の方が多いのではないでしょうか。
しかし、これから何十年と住むはずのマイホーム、ソフト面だけで家づくりをするのは賢明ではありません。“工法”つまりハード面についてもしっかりと目を向け家づくりに取り組んでもらいたいと思います。
まず“工法”を決める前にやらなければいけないこと、それはやはり予算をしっかり算出する必要があります。
家づくりで“工法”を先行させ計画を進めていくと、予算が厳しくなり“工法”を変更し、計画を一からやり直さなければならないといった事態になりかねません。
よって自分が借りられるローンがいくらなのかを把握した後、予算に応じた“工法”を決めていくということが必要となってくるわけです。
一般的に、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、木造の順で工事費は安価になっていくので覚えておきましょう。
まずは予算の算出をしてから“工法”について検討すべきです。
また“工法”の特徴について調べることも必要ですよね。それぞれのメリット、デメリットをおさえておくことは家づくりでは必須です。
やっぱり外観にこだわりたいと考えている人にとっても“工法”は、家づくりでの注意点になってくるものと思います。 それは外観に影響が及びやすいという部分があるためです。
例えばプレハブ工法では和風にすることは難しいですし、鉄骨造においても少々難があります。
和風にしたいのであれば木造が最適となり、プレハブ工法や、鉄骨造、鉄筋コンクリート造といった構造は、モダンなイメージにしたい場合に向いてくるでしょう。
一方、日本の住宅の約80%に採用されている木造は、和風、洋風、モダンと様々なスタイルに対応が可能で、最もフレキシブルな工法と言えます。
こうして、“工法”には耐震性や耐久性といった部分以外に、外観にも影響してくる一面もあることに注意して頂ければよりよい“工法”の選択ができると思います。