新しく住み始める土地では、『近隣関係のトラブル』を多くの人が不安に感じています。
よって近年では、気になる土地を見つけた時、専門業者に頼んで近隣住人のことを調査する人が増加しつつあることをご存知でしたか?
やはり土地購入前に近隣にはどんな住民が住んでいるのかは誰もが知りたいことだと思います。そんなニーズに応えるため、調査サービスが提供されていることもうなづけますよねぇ。
今回は、自分自身で近隣住人の様子を調べる方法についてお話しますね。
気にいった土地が見つかった場合、平日・休日、朝・昼・夜、時間帯を変えて、現地を散策してみるといいでしょう。このことはこれからも何度となくお伝えしていく事項です。
購入予定の土地の周辺をぐるーっと眺めてみます。駐車されている車やベランダの洗濯物、庭先に置かれた自転車などから、家族構成が推測できるでしょう。また、例えば庭がよく手入れされているのなら、そのご家庭の性格もある程度わかってきます。
散策中、外にでている人がいたら、勇気を出して話かけてみましょう。
「この辺りで土地をさがしているのですが・・・」
意外と他の住民のことやゴミ出し、自治会のことなど、様々な情報が得られるケースが多いです。ここでは『個人情報を必要以上に聞かない』ことを肝に銘じておきたいものです。これはあなたが“詮索好きな人”というレッテルを貼られてしまうかもしれないので、当たり障りのないことに留めておくことが賢明です。
このような方法は自分には難しいと感じた方もいるかもしれませんね。そうした場合には、「そこの土地を購入することになったのでご挨拶にきました」と、直球勝負で訪問してもいいかもしれません。
土地の立地にもよりますが、向い・両隣り、2・3件も訪問すれば十分でしょう。この時、家の中の様子が見えることもあり、家の中が散らかっていたり、ペットの鳴き声が聞こえたり、色々な情報が得られることもあります。
どんな土地に住んでも、次のことを心掛ければそんなに他人のことはあまり気にならないものです。
・挨拶をする(最低でも会釈をする)
・地域のルールを厳守する(ゴミ出しなど)
・悪口は慎む
近隣住人のことをあまり気にし過ぎるとなかなか購入できず、土地購入のタイミングを逃すことにもなりかねません。神経質にならず、地域の人のことを理解しようとする姿勢があればきっと人間関係に悩まされることは少なくて済むのではないでしょうか。
まずは行動することが必要だと思いませんか?