浴室換気乾燥暖房機の機能には、最近様々な機能があり驚かされます。
新たなマイホームで浴室換気暖房乾燥機は必需品となってくると思います。ここでさまざまな機能を紹介しておきましょう。
1.換気機能・・・特に浴室は湿気により結露やカビが発生しやすくなります。この換気機能があれば、湿気を排除しカビや結露の発生も大幅に抑えることが可能となります。
2.乾燥機能・・・浴室自体を乾燥すると共に洗濯物も乾かすことができる便利機能です。特に梅雨時は重宝することでしょう。また、時間のない、外に洗濯物を干す場所がないといった人にはタマラナイ機能ですね。
3.暖房機能・・・冬場の浴室では、急激な温度変化で高齢者の方が倒れるといったケースは少なくありません。浴室を暖房することで、温度のバリアフリーを図ることができ、冬場にはぜひ欲しい機能です。
4.涼風機能・・・送風機能により、夏場の浴室での「のぼせ」防止に役立ちそうです。
5.ミストサウナ機能・・・自宅で美肌のキープが期待できそうです。肌ばかりでなく髪に潤いを与えまた、発汗作用により日頃の疲れをとってくれそうなリフレッシュ効果を期待できる機能です。
6.打たせ湯機能・・・約2mくらいの高さからお湯が流れ落ち途中でしずくになります。このしずくが体に当たることで刺激と温熱効果をもたらし、疲労回復やリラックス効果を得ることができるそうです。
などなど実に様々な機能があります。
すべての機能があった方が嬉しいのですが実際使わない機能もでてきます。予算と自分に必要な機能を見極めて選択して欲しいものです。
現在、浴室換気乾燥暖房機の機能の中で必ずといっていいほど付いているある機能が一つあります。その機能は(24時間)換気機能となります。
現代の住まいは非常に快適なものとなっています。
しかし、高気密な住宅ではどうしても自然換気が難しくなります。そんな弱点を浴室換気乾燥暖房機が補助しているのです。
トイレや洗面所または収納などに吸気ファンを設置し、よどんだ空気を吸い込みそこからダクト配管により24時間換気システム機能付きの浴室換気乾燥暖房機へ送ります。
そしてダクト配管を通じて屋外へ空気を排気させているのです。
これを24時間換気といい、2003年に建築基準法が改正された時、24時間換気システムを設置することが義務づけられました。
この法が施行された経緯は、化学物質によるシックハウス症候群の増加が問題となった為です。