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超高層(タワー)マンションの問題点

現在、マンションの中でも、都心部を中心として超高層マンションの人気が高く売れているようです。

なんと東京都23区のマンションの比率をみると、超高層マンションの割合は25%を超えています。これから計画される物件も超高層マンションが多いと聞きます。

超高層マンションとは、およそ20階以上の階数で60mを超えるマンションを言い、構造や眺望などプラス面が全面に押し出され販売されていることはご存知ですよね。しかし消費者にとってマイナスとなる情報が提供されず販売されている部分には、少し違和感を覚えます。

ただ売れればイイという考えがきっとそこにはあるのでしょう。

そんな超高層マンションには意外な問題点が存在しているのです。

5年くらい前でしょうか、ある週刊誌が超高層マンションでの妊婦さんの体の異常をあげていました。ある調査で10階以上に住む妊婦さんの流産の経験率が極めて高いことがわかったのです。

この原因は、高層階に住んでいると外出の頻度が減るため、それが妊婦さんの体調に少なからず影響を及ぼしているとか。以外と単純な原因だったんですが、これは決して無視できない問題だと思います。

妊婦さんに関らず、高齢者やお子さんの体調にも影響があるというので、高層階の人は出不精にならない様気を付けなければならないということです。

では、超高層マンションはこうした問題点があるのですが、前述以外にもいくつも問題点を持った建物なのです。どんな問題があるのか・・・

◆メンテナンスの問題・・・今、維持・修繕が大きな問題になっています。エレベーターを何基も備えた超高層マンションでは、定期点検等のメンテナンスに莫大な費用が発生します。また、電気設備や給排水設備においても将来補修するときに多額の費用がかかることはあまり知られていません。将来、修繕積立金が新築時の5倍以上になることも考えられます。

◆揺れの問題・・・ 地震や強風などによる揺れで、気分が悪くなる人もいます。建物の倒壊を防ぐために免震工法や制震工法といった工法がとられ対策がなされていますが、こうした工法が仇となっています。

◆ 強風の問題・・・強風の影響をまともに受けてしまいます。住戸の場所によっては風を切る音が気になるケースも散見されます。洗濯物を外に干す場合も強風に注意しなければなりません。また外壁メンテナンス中に強風があると作業が中断されたりして費用がかさむことも考えられます。

◆エレベーターの問題・・・朝の混雑時にエレベーターがなかなか来ない。長時間乗る場合では、地震や停電などで閉じ込められてしまう可能性が高い。緊急時に利用できないケースがあります。よって日頃から避難の対応を考えておかなければなりません。

◆音の問題・・・超高層マンション特有の構造上の問題で、上下左右の生活音が気が聞こえやすい様です。

◆ゴミ収集の問題・・・最近では各階にゴミ収集所が設けられ、管理会社により収集されるシステムがほとんどです。しかし、1階のゴミ集積場まで持っていかなければならないマンションもあるでしょう。こうしたマンションでは、エレベーター内の臭気、汚れによるトラブルが発生しているケースもあります。

超高層マンションを検討する場合、将来を見据えた購入検討をして頂きたいと思います。

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