マンションの周辺環境のチェックは購入前にしっかり調査しておいた方がいいと思います。
マンションは比較的好立地に建設されるケースが多いですよね。そのためマンションを選ぶ際、エリアや地名から選択する方が少なくありません。
しかし、チラシや情報誌の情報だけで現地に出向いて周辺環境の調査を怠ってしまうのはうまくありません。
新築マンション、中古マンション共に言えることですが、購入する際にマンション自体の機能などはもちろん重要です。
そして、これから生活して行くマンションの周辺環境も購入を決定する上で重要になってくると思うのです。
生活する上で不便な環境ではないかなど、ポイントを抑えて周辺環境の調査をしておくべきでしょう。
では、マンションの周辺環境をチェックする場合、主にどんなことを調べたらいいでしょうか?
1. 駅までの環境・・・距離、所要時間、交通量、商業施設、治安など
2.通勤や通学経路・・・距離、所要時間、交通機関の運行頻度など
3.公共施設・・・各施設までの距離、所要時間、各施設での駐車場の有無など
4.商業施設・・・距離、所要時間、営業時間帯、商品価格、駐車場の有無など
5.医療施設・・・距離、所要時間、診察時間帯、休診日、診療科の種類など
6.教育施設・・・距離、所要時間、評判など
7.嫌悪施設・・・施設種類(鉄道、高速道路、葬祭場など)、騒音、振動、悪臭、大気汚染、関係車両の出入り頻度など
8.周辺環境の変化・・・日当たり、計画道路予定、空き地の有無、月極駐車場の量、大型施設、マンションの建設など
9.交通状況・・・交通量、騒音、振動、大気汚染など
10.近隣状況・・・ 周辺住居の形態(戸建、アパート、マンション)、近隣住民の雰囲気、町内会活動の頻度、近隣トラブルの有無、ゴミ置場の位置・状況
11.土地の履歴・・・浸水歴、土壌汚染、地盤、過去の使用用途など
上記項目を見て、「こんなに調べなきゃならないの?」と思われた方は多いと思います。
しかし、おそらくこれから10年20年と長期に渡り付き合っていくマンションです。知っていると知らないのでは大きな差が生じるとは思いませんか??
また、周辺環境は時間帯により大きく顔を変えるものです。朝、昼、夜と最低三回は現地を訪れ、周辺の雰囲気を知っておきたいものです。