「これから分譲住宅を購入しようと思って、その土地を調べたら液状化の危険性があるとわかったんですけど・・・」
といった液状化に関するお問い合わせを受けることがたまにあります。
2011年の大地震により、これから住宅を購入しようとする人は地盤のことも気にかけているんだなぁ~なんて、思いました。
大震災がきっかけではありますが、住宅購入前には地盤の調査は必須事項だということが広まってきています。自分で自分の資産を守る上では大変すばらしいことだと思います。
このように、液状化や洪水などの自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図化したものをハザードマップといいますが、
主にハザードマップでは、
●土砂による災害
●津波による浸水や高潮
●河川による浸水や洪水
●地震による災害
●火山防災
など、予測される災害の発生地点や被害の拡大範囲や程度、更に避難場所、避難経路などの情報が地図上に記載されています。
各市町村でハザードマップが用意されていたり、ホームページで閲覧できたりしますので一度確認してみてみるといいですね。
ちなみに、下図は東海地震と東南海自身が同時に発生した時、私が住む町の液状化のを表した地図となります。
オレンジの地域 : 液状化の可能性が極めて高い
ブルーの地域 : 液状化の可能性が低い
ということで、
赤い☆印の自宅は、液状化の可能性が極めて高い地域にどっぷり入っていました。
立地は山が近いため液状化とは縁が無いものと思っていたのですが意外な事実が判明してしまいましたぁ。