住宅が完成すると、毎年1月1日において固定資産課税台帳に登録されている土地・建物に固定資産税がかかってきます。
「納税通知書」が届くと多くの人は「何!?」と思われることが多いみたいです。
今まで賃貸に住んできた人は納める必要のなかった税金なので当然のことでしょう。
通知書の封を開け、納税額を見た時おそらく『えっ!?』とビックリする方もいるかもしれません。
あなたが驚かないように、まず固定資産税の納税義務が発生することを知って下さい。そして「固定資産是税」を自分で計算できる様にしておくことも必要なのかもしれません。
ちなみに納付の時期は自治体によって変わってきますが、5月前後に通知書が届きます。あなたは一括で納税するか、年4回の分割で納税するか選択できる様になっています。
固定資産税額を算出する為の計算式は次となります。
課税標準額 × 1.4 %
※課税標準額とは固定資産税課税台帳に登録されている 固定資産税評価額になります。
【土地の場合】
課税標準額は、市町村役場で固定資産評価証明を取ることでわかります。地価評価額は、市町村によって変わってきますので、土地の売買価格で計算しないで、地価公示の7掛け(×0.7)を目処に計算して下さい。
宅地の場合、課税標準額の軽減措置があります。以下の計算方法で出して下さい。
(戸建て住宅の場合)
住宅用地が200㎡以下の場合
評価額 × 1/6
住宅用地が200㎡以上の場合
(200㎡分評価額 × 1/6)+(残りの㎡分評価額 × 1/3)
【建物の場合】
建物の固定資産税の評価額は、固定資産評価証明書に記載されていますが、およそ建物価格の5~6掛け(×0.5~0.6)で計算しています。これに、1.4%を掛けると建物の固定資産税が算出できるという訳です。