家づくりの計画時、特に女性が迷ってしまうよくある問題の一つにキッチンのコンロをどうするかといった問題があるのではないでしょうか?
IHクッキングヒーターか?
ガスコンロか?
震災前までは、猫も杓子もオール電化、オール電化といってIHクッキングヒーターを選択される方が多かった様に思います。しかし震災による電力不足のことを考えた場合、オール電化も考えものだなぁ~なんて思われた方もいたかもしれませんね。
どちらを採用しようかと検討する際、やはりそれぞれのメリット・デメリットを知った上で決定した方がよさそうです。
次にあげたIHクッキングヒーターのメリットの記述のうち、間違っているものはどれだと思いますか?
1.火を使わないので安全
2.天板がスッキリしていて清掃がしやすい
3.大抵の調理器が使用できる
4.火災の危険が少ない
5.高齢者や子供がいるご家庭でも安心・安全
6.災害時の復旧が比較的早い
7.保温がしやすい
8.導入費が安価である
正解は・・・
3.大抵の調理器が使用できる・・・調理器具は鉄やステンレス製のものに限定されてしまいます。底が丸いものは×。
8.導入費が安価である・・・ガスコンロと比べると割高となってしまいます。リフォームでIHに代える場合は、製品代の他、撤去処分費、電源工事などが発生してきます。
IHとはインダクションヒーティング(電磁誘導加熱)の略で、磁力線で鍋自体を発熱させる仕組みとなっており、火を使用せずとも調理出来るのでとても安全です。また調理後はプレートを拭く事が出来、掃除もし易く現在女性の方には人気となっています。
ところで、IHクッキングヒーターはガスコンロと比べるとエコだと思いますか?
実は、IHクッキングヒーターの方がCO2の発生量が多いということです。クリーンエネルギーのイメージがありましたがそうではないということなんですね~。
IHにしたことで高齢者の方が調理をしなくなったという話もあるようなので、両親や祖父母との同居を考えてみえる方は、頭に入れておく必要があるかもしれません。
先日、私の知り合いの奥様がIHを利用しはじめたら電磁波により心臓が痛くなりそして、ガスコンロに変えたら症状は無くなったという話を聞きました。
人に依るかと思いますが、IHにはそうした事象もあるということを知っておいた方がよさそうです。