ネット上には、家づくりにおける工事中の注意点が色々と掲載されていますよね。
例えば施工中における施工不良、施工ミス、手抜き工事など将来欠陥になりうる部分がないかを確認する意味で、
「工事は自分の目で確かめよう!」といった文句をよく見かけます。
これは間違いなく家づくりには欠かせない注意点といえます。
施主(建築主)が現場に足を運ぶことは現場の職人に緊張感を与えますし、手抜き工事を防止するにはある程度の効果を発揮し、後々のトラブル回避にもすごく有効だと思います。
しかし、もっとも重要なことがあることに気付かなければなりません。
家づくりのブログ等で建築途中の写真が掲載されていることをよく見かけます。写真の中には、現場で働く職人さんが写っているものもあります。
そこには職人さんがヘルメットをかぶっていない光景が目につくのです。
こうした光景を見るたびに、一般住宅の建設現場は、安全に対する意識がまだまだ薄いなぁと感じます。もちろん安全に気を使っているハウスメーカーも当然あります。
もし、あなたの住宅建設中に転落事故などが発生し、職人さんが怪我をしたり、最悪の事態になってしまったら、どうしますか?
あなたのマイホームで・・・
現場が大きかろうが、小さかろうが、建設現場ではまず安全を確保しなければなりません。
もちろん、ハウスメーカー等、建てる側が力を注ぐ部分ではありますが、施主(建築主)が現場で、どれだけ安全を訴えるかで、職人の安全に対する意識はかなり変わってくるはずです。
現場へいった時に、
「気をつけて作業して下さい!」の一言が、事故無くあなたのマイホームを完成へと導いてくれることと私は思います。