「家は3回建てないと満足した家は建てれない!」といった言葉を今までに聞いたことはありませんか?
人生で家を3回も建てる人は皆無だとはいいませんが、まずいないのではないかと思います。そしてそんな人がいたという事を私は今まで聞いたことがありません。
では、何故こんな“例え”があるかというと、、、それだけ“家づくりは難しい”という事なんです。
例えば、「立地を重視し土地に予算(お金)をかけたはいいが、建物にかける予算がなくなってしまい小さな家になってしまった。」なんていう失敗はよく聞く話です。
つまり、何かを求めれば、何かが犠牲になるといったことが家づくりでは往々にしてあるのです。そんな所から「家は3回建てないと満足した家は建てれない!」という例えが生まれたのではないかと考えます。
そして、多くの家づくり経験者は“失敗した”と悔やんでいる現実があります。
どの様な失敗が一番多かったのか?それを知る事ができれば、家づくりの諸先輩方と同様の失敗をする可能性は低くなるとは思いませんか?
その失敗の第一位は、なんと周辺環境・立地条件だったのです。
意外ですよね?
住宅は土地が無いことには建ちません。建替える人の場合は、何年もそこで暮らしてきています。よって環境・立地の良い所、悪い所を把握している為、あまり気になりません。しかし土地購入から家づくりを始める人の中には、条件のいい環境・立地を重視する人が多いようです。
実際、土地探しをしている方のブログからもこうした条件を重視していることが感じ取れます。
これらの条件は購入後には変えることができないことは誰もが知っているはずです。しかし、事前にチェックしておかなければならなかったポイントを見落としてしまい失敗している人が多いことに注目する必要があるのです。
こうした見落としは、セルフチェックでしか防止できません。
土地探しを依頼したHMや不動産会社からの情報だけでは十分とは言えないでしょう。やはり、現地に出向いて自分の目や耳で情報を得ることがとっても重要になってくるのです。
このセルフチェックをせずして家づくりの第一歩の土地探しを成功させることは難しいのかなぁと常々思います。
先日、不動産会社の営業の方にこんな質問をしてみました。
私:「お客さんから周辺環境のことを聞かれることはありますか?」
不動産屋さん:「聞かれることは稀ですね。皆さん自分で調べて見えるのでは・・・?」と、
もし、本当に調べているのなら、周辺環境や立地で失敗したと言う人は少ないとは思いませんか?!