健康住宅に使われる材料の特徴とは?

近年、住宅用建材から発生する化学物質が原因で身体の不調が起きるシックハウス症候群が問題となり、2003年7月だったでしょうか?建築基準法が改正されました。

シックハウス症候群とは、化学物質により目がチカチカしたり、新建材や塗料、接着剤などの匂いで不快な感じになったりして体調が不良になることです。

そんなシックハウス症候群の出現によって“健康住宅”と呼ばれる住宅が世の中に出始めたのです。

健康住宅では、自然素材が用いられるようになり、住宅による健康への被害が最小限に抑えることができるようになりました。

では、健康住宅の壁に使われる自然素材の特徴はというと

1.布クロス・・・通気性があり結露しにくい。
2.紙クロス・・・通気性、耐久性が低い。
3.アクリル系クロス・・・耐久性がある。
4.オレフィン系クロス・・・汚れには強いが、傷つきやすい。
5.珪藻土・・・調湿機能があり、結露、カビの発生が少ない。

住宅では、床、壁、天井が多くの面積を占めます。よって特にこうした所に自然素材を使用することができれば、乳幼児やアレルギーを持った方には優しい住宅になるのではないかと思います。

では、床に使われる健康素材とは、、、

無垢(むく)フローリング・・・天然木から取り出された単層板でつくられたものをいいます。調湿性がある。

コルクタイル・・・コルク樫の皮から製造した建材。遮音性、保温性に優れ、床暖房と相性があう。

・・・一時期和室の減少とともに使われなくなったが、最近は健康住宅ブームにより畳を使う住宅が増加した。

最近、無垢フローリングが人気でよく採用されることが多いのですが、次のようなデメリットもあるため利用時には注意が必要です。

一般的な複合フローリングに比べて価格が割高。
施工手間もかかり、コストが高くなる。
材質にばらつきがある。
湿度変化による伸縮や反りが発生したり、目地に隙間が生ずることもある。
木の臭いによりアレルギー反応を起こすこともある。

ごくまれに臭いによるアレルギーが起こる人もいるそうです。臭いに敏感な方は、アレルギー反応の有無を事前に調べておくと安心して採用でき、住むこともできると思います。

あと、建材関係のカタログ等で『F☆☆☆☆』という表示を見かけたことはありませんか?これはホルムアルデヒドの発散量を区分するために付けられており、濃度が低いほど☆マークが多く、最高4個まで表示されます。

一般的に、『F☆☆☆☆』の建材が使用されているわけですが、注意していただきたいのは、☆四つ付いているから“絶対安全”ではなく、少量の放出量はあるため、“安全性が高い”と認識する必要があります。

個人的には、『F☆☆☆☆』でもOKだと思いますが、人によってはシックハウスの症状がでることもあるので、建材の選択には十分注意してください!