マンションを購入する為には、どんな段取りで進めていかなければならないのでしょうか。ここで基本的な“流れ”をご説明します。
①資金計画・・・マイホーム購入に必要な資金や住宅ローンがいくら必要になるかを把握する。
②物件探し・・・複数の物件の立地や価格、間取りなどを十分に比較検討する。
③購入申込み・・・購入希望の物件が決定したら、申込みと申込証拠金(10万円程度)を支払う。
④売買契約・・・契約を結び、物件価格の手付金また仲介の場合、仲介手数料を支払う。
⑤住宅ローンの申込み・・・無理のないローンを申込む。
⑥引渡し・支払い・土地、建物の登記・・・・引渡し後残金を支払い、表示登記、所有権の保存登記をおこなう。
⑦入居
上の図のマンション購入の基本的な流れの中に、あまり重要視されていない下記項目を入れるとしたらどこに入ってくるかか考えてみてください。
・内覧会
・権利関係の調査
・資金計画の再チェック
・重要事項説明
・権利関係の調査・・・物件の所有者を登記簿謄本で確認しましょう。
・資金計画の再チェック・・・漏れがないか再確認しましょう。
・重要事項説明・・・事前に重要事項説明書を確認し問題点を出しておきましょう。
・内覧会・・・契約時点で未完成の場合、この段階で手直しが必要な箇所等をチェックしましょう。
ここで、マンション購入の契約時におけるお金に関わる注意点を記しておきます。
◆銀行からのローン申請が通らなかった場合、手付金を返金してもらう条項(ローン特約)が契約書に記載されているか。
◆契約後にキャンセルを申し出た場合、違約金がいくら発生するのか。
◆手付金は、売買代金の20%程度か。手付金は代金の一部として充当されるか。
◆手付金は、契約書に署名・捺印をするまでは、預かり金と同じと考えることができます。契約に至らなかった場合は、全額返却されるか。
◆契約書に貼付する印紙代や保険料などのお金は諸経費として計上されているか。
今一度チェックしてから契約に臨みましょう。