住宅情報誌には、資金計画からハウスメーカー探しまで、これから家づくりを考えている人にとっては必要な基本情報がたくさん紹介されています。
よって家づくりの第一歩として住宅展示場やインターネットで情報収集することに抵抗を感じている人が、中立性のある住宅情報誌で基礎知識を身につけようとしているケースが多いみたいです。
しかし、書店にある住宅情報誌は本当に中立なのでしょうか。。。
多くの住宅情報誌は、広告収入が収入源になっていることは知っていましたか?よって、広告主(ハウスメーカーや工務店など)の意向というものが強く反映されることがあるのです。
つまり広告主に都合が悪いことは、記載されることがないということなんですね。
昔、こんな話を聞いたことがあります。
ある特集を組もうと雑誌社が広告主(ハウスメーカー)に相談したところ、クレームがつきました。
具体的な内容は避けますが、この特集はハウスメーカーにとっては仕事を受注するためにはあまりいい内容ではなかったそうです。
ハウスメーカーの家づくりのスタイルに合わない内容というものは、やはり雑誌社へのクレームとなり世の中に出ることはないのでしょう。
ですから、ハウスメーカー等から広告収入を得たい雑誌社は、ハウスメーカー等が勧める家づくりをアピールする内容になり易いという傾向があることも知っておくべきでです。
住宅情報誌の情報もネットの情報と同様に鵜呑みにすることは極力避け、参考程度と思って読んで頂くといいのではないでしょうか。
住宅情報誌側の視点から、読んでみるとわかるかもしれませんね。
まずは、自分の家づくりの方向性を決めてから情報収集をはじめてみましょう!!