数年前に、住環境研究所が、27~31歳の「バブル後世代」の住行動特性を把握するために行った調査結果を見たことがありました。
上記世代は、他の世代に比べ持家志向が強くまた、「ローン終了後の住居費負担が少ない」とする取得理由が他の世代に比べ多かったようです。
将来を見据えて、かなり実質的な面を優先している部分に近年の情勢が影響していると感じました。
これは、戸建志向の「バブル後世代」における、「外観や間取りが自由」という「夢」を表す項目のポイントが低かったところに通じてきます。
ちなみにポイントが高い項目は、「上下階の世帯に対する気遣いのない生活がしたい」という点でした。
今も依然として住宅取得意欲は高いとはいえ、住宅購入に『夢』を持たなくなった人が多くなってきたのかなぁ~と感じたのでした。