建築面積とか床面積とか建ぺい率とか容積率とか聞いたことありますか?
聞いたことがあっても、ちょっと専門用語はカンベンして下さいって感じでしょうか?実際知っていたとしても確かに皆さんが計算したりすることはないかもしれません。
しかし、基本は抑えておく必要があると考えています。
住宅を建てる場合、建物規模は「建ぺい率」や「容積率」といった規制により制限されます。そして土地はその規制に大きく関ってきます。
建ぺい率とは敷地面積に対する建築面積の割合です。
建築面積は簡単に考えれば建物の1階の平面面積と考えてもらってもいいかもしれません。
土地を購入する場合、敷地に対して何%の建物が建てることができるかということも知っておくことは非常に重要です。
簡単な図解は下図となります。
左図において、Aは敷地面積、Bが建築面積
右図において、Aは敷地面積、B+Cが建築面積となります。(Cの車庫も建築面積に含まれてきます)
土地を探している時、建ぺい率が30や40%という土地見つけたら注意して下さいね。建ぺい率が低い地域は街並みの印象は非常によいと思います。
しかし、例えば建ぺい率30%の60坪(約200㎡)の土地を購入し、家を建てたようとするならば、建築面積は約18坪(約60㎡)までと制限されるため、かなり小さな建物になってしまいます。
建ぺい率や容積率といった専門用語も無視しないで少しは気に留める必要があるということがわかってもらえたと思います。