家づくりは年収と密接な関係にあるといって過言でありません。
あなたが家づくりを考えた時、欲しいと思ったら何も考えずに購入できるか?といえばそれはチョット難しいかもしれません。おそらくあなたの年収と相談しなければならないこともあるはずです。
多くの人が住宅を建てたり購入する時、金融機関から購入資金を借入れするところから始まりますよね。
金融機関は、住宅ローンの借入れ条件に返済比率というものを設定しているため、この返済比率を超えないことが借入の最低条件になってくるんです。
では、この返済比率とは何か?
返済比率とは、あなたの年収に対する住宅ローンの年間返済額とその他の借入年間返済額(マイカーローン等)を足した金額の割合(%)となります。
返済比率(%)=年間の元利金等返済額÷税込み年収×100
例えば、
税込年収:400万円
ローン返済額:12万円/月
年間のローン返済額:12×12=144万円
∴返済比率=144÷400×100 = 36.0%
もし金融機関が返済比率の上限を35%としていたならば、審査が通るか通らないか微妙なところになってきますね。
住宅購入を考えた場合、多くの人に住宅ローンは必要になってきます。よって返済比率を考慮すれば年収は無視できない項目であることがわかって頂けたと思います。