中古住宅購入者がその購入した住宅に決めた理由のベスト3は、
1.価格が適切だったから
2.立地環境がよかったから
3.一戸建てだから
となります。
(国土交通省「2008年度 住宅市場動向調査」より)
やはり、中古住宅の一番の魅力は価格面にあることが伺えますね。
では、中古住宅購入検討時に困ったことやわからなかったこととして挙げられた理由は何なんでしょうか?とあるアンケートからでた結果は次の様になります。
1位:価格が適正かどうか
2位:隠れた欠陥や不具合があるのではないか
3位:近隣にどのような人が住んでいるか不安
その他
・修繕・補修の履歴がどうなっているか
・将来の資産価値がどうか
・不具合、欠陥が発見された時の保証はどうか
やはり、1位は価格に関わるところでしたが、2位の建物の状態に不安を感じる方も多い様です。
そして3位の近隣住民に関わる要素が入ってきた点は興味深いところとはおもいませんか?
中古住宅購入では、新築物件より割安な点が大きな魅力ですが、上記の様に大きな不安もつきまとう様です。慎重な選択が迫られますね。
上記項目にはありませんでしたが、中古住宅購入検討時には売主がその住宅をなぜ手放すかも必ず確認しておきたい項目ですので覚えておいてください。
将来何らかのトラブルが発生することを仮定したならば、必ずそこにトラブルの原因が潜んでいるはずですから・・・