弊所は、新築マンション等の内覧会に同行させていただき、お客様に代わり検査を実施するサービスを提供しています。自ら入念に各箇所をチェックするお客さまも結構いらっしゃいます。そんな光景をみると、いつもに増して緊張感が高まるのですが。。。
お客さまが主に何をチェックしているか見ていると、壁クロスの傷や汚れをチェックされていることが多いです。確かにこうしたチェックは引き渡し前には重要ですね。
クロスの傷や汚れをチェックするときに、建具枠やサッシ枠周りのクロスの施工状況を特にチェックしてみてはいかがでしょうか。上枠とクロスの取り合い部分で『んッ!?』と思える光景が目に飛び込んでくるかもしれません!この部分は、高さが2m程度の位置になるため脚立を用意しておく必要がありますよ。
そして、高い確率でクロスが浮いていたり剥がれている(完全に貼り付けられていない)箇所をしっかり覚えておいてください。そこはどこかと言いますと・・・建具が取り付けられている壁とその壁と直角をなす壁でできたコーナー部分(写真)です。
建具枠に沿って壁を指でスーッとなぞってみて下さい。クロスが剥がれていることが素人でもわかるはずです。この部分はクロスを貼り付けることが難しいためこうした不具合が発生しやすいのです。
内覧会のチェック項目は多いですが頑張ってチェックしてみて下さい!!