以前お客様からこんなご質問をいただきました。
Q.今朝「ん?」と思ったことがあります。リビング床の一部分が歩くとミシミシ音が鳴ります。クッションフロアでの一部分でミシミシ床鳴りは異常なのでしょうか?工務店に言っても良いことでしょうか?
A.床鳴りですね。床鳴りの原因としては次のものが挙げられます。
1.束(おそらく鋼製束)が緩んでいる。
2.大引きと根太との固定が不十分。
3.ベニヤ同士がこすれている。
4.木の乾燥収縮によるもの(特に冬場)。
一度工務店さんに点検してもらいましょう。
床鳴りは、生活する上で非常に不快な音になると思います。住宅の引渡し前に必ずチェックし、該当する箇所があれば補修してもらう必要があります。
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新築時の床鳴りは様々な原因により発生しますが、基本的に『適切な床の設計、適切な床の施工、適切な床材の選定』が重要であることは言うまでもありません。
具体的には以下の防止策を講じて、床鳴り発生を未然に防ぎましょう。
1.鋼製束の固定不備がないか全数チェックする。
2.大引き-根太、根太-合板間の固定は接着剤を併用する。
3.特に根太材は十分乾燥した木材を使用する。
4.必要に応じて根太ピッチを狭くしたり、梁を大きするなど剛性の高い床下地を造る。
5.フローリング材も充分乾燥したものを使い、正しく施工させる。
6.遮音フローリングの採用を検討する。
以上の様に施工中のチェックも重要となってきます。