あなたはこれから土地購入においてこんなケースに出会うかもしれません。
Aさん:なんかイイなぁ。。。と思った土地をある不動産屋から紹介されました。なんとなく『イイ』って思っただけで、まだ購入には踏み切れずにいます。
先日、その不動産屋から電話がありました。
『建売業者がその土地を購入するかもしれない話があります。
その業者が購入するかどうかまだわからないのでなんとも言えませんが、もしかしたらAさんは購入できないかもしれません。また改めて連絡します。』
とAさんは言われたそうです。
その土地は3区画あり、Aさん以外に、すでに1区画購入を決めていた方にも同様の話が湧き、結局購入できなかったとのことです。
こうした話は、よくある話なのでしょうか?
これは実は“よくある話”なのです。
土地は一般の方ばかりでなく、ハウスメーカーや建売業者などの企業も購入できます。いい土地がでてきた場合、建売住宅用の土地として販売したり、建築条件付の土地として販売したりして早期に売上を上げようと考えているのです。
つまり、今回、Aさんが「イイなぁ。。。」と思った土地は建売業者も狙っている土地だということになってくるのです。
また、不動産会社は早く売りたいという考えが働きますので、営業トークとして「他に購入を希望している人がいるので。。。」ということを言って、契約を早めようとするケースがよくあります。
Aさんの場合、前者か後者かどちらかは判断しずらいですが、土地購入ではライバルの出現により、決断を早めなければならなくなるということがあることを知っておくべきでしょう。
「土地購入は早いもの勝ち!!」という見出しのチラシをみた事がありますが、こうしたフレーズを鵜呑みにすると思いがけない落とし穴にハマッてしまいます。
しかし時間をかけて悩んでいたら、他人に先を越され、希望の土地を買う事ができないかもしれません。よって「早い者勝ち」という表現は間違ってはいません。
ただし、土地購入は交換の効かない買い物なので、ある程度時間をかけて調査したのち購入の決断をすることをしたいものです。
短期で購入判断をしなければならないケースに備えて、知識の取得、又は専門家にアドバイスを受けたりするなどの対策を講じることが必要でしょう。
あなたの家づくりの第一歩である土地購入の成功を応援します\(^o^)/