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ホームインスペクションの結果はいつわかる?

1.はじめに

ホームインスペクションを依頼する際、多くの人が「結果はいつわかるのか?」という疑問を抱えています。特に中古住宅の購入を検討する上で、検査結果は重要な判断材料となるため、タイミングを把握しておくことは欠かせません。この記事では、ホームインスペクションの検査結果が出るまでの流れと、結果が出るタイミングについて詳しく解説していきます。

2.ホームインスペクションの流れ

2-1 検査依頼

ホームインスペクションを依頼する際、まず検査会社に連絡を取り、希望する日程を伝えます。検査会社との調整では、物件の所在地、種類、築年数などの基本情報を提供し、スケジュールを確認します。多くの場合、依頼から実際の検査日までは1週間から2週間程度の期間が必要ですが、これは検査会社の繁忙状況によって異なります。繁忙期や急ぎの場合は、さらに日程調整が必要になることもあるため、早めの予約がおすすめです。また、検査料金や必要な準備事項についても、この段階で確認しておくことが重要です。

2-2 検査当日

検査当日、インスペクターが現地に赴き、住宅の各部分を詳細な検査をします。検査対象は、建物の外観、基礎、屋根、外壁、設備、内装など多岐にわたります。インスペクターは、目視や触診を中心に検査を行い、必要に応じて専用機器を使用して住宅の状態を確認します。例えば、レーザーレベルで床の傾きを測定したりします。検査には2時間から4時間程度の時間がかかることが多く、物件の規模や状態、検査内容によって異なります。検査終了時には、インスペクターが問題点を発見した場合、その場で説明を受けることができます。ただし、詳細な報告書はこの段階では作成されていないため、口頭での説明にとどまります。この口頭での説明を聞いておかないと後日提出される報告書の内容が十分理解することができない場合もあるので現地での説明は必ずしてもらようにましょう。

2-3 検査結果がわかるタイミング

検査結果は、大きく分けて「簡易報告」と「詳細報告書」の2段階で提供されます。

簡易報告(当日)

検査が終了すると、多くの場合インスペクターはその場で簡易な口頭報告を行います。この中では、特に目立った問題点や気をつけるべきポイントを概要として伝えられます。例えば、「外壁に経年劣化が見られるため、近いうちに修繕が必要」や「給湯器の不具合が見つかったので交換を検討してください」といった具合です。具体的な詳細は報告書を待つ必要がありますが、当日の説明で重要なヒントを得ることができます。ただし、口頭報告はあくまで概要的なものなので、詳細な判断は控えめにしておくことが賢明です。

詳細報告書(後日)

検査当日の口頭報告から数日後、インスペクターが詳細な報告書を作成し、依頼者に提出します。この報告書には、検査で発見された問題点の詳細な説明、写真、改善のためのアドバイス等が含まれます。例えば、外壁の劣化状況を示す写真と、具体的にどの部分にどのような問題があるのかが詳述されます。また、問題の深刻度や優先順位なども記載され、修繕等の参考になります。報告書の受け取り方法は、郵送、メール、オンラインストレージでの共有など、検査会社によって異なります。詳細報告書こそが、ホームインスペクションの最も重要な成果物といえるでしょう。

3.急ぎの場合の対応策

検査結果を急ぐ場合、以下の対応策が考えられます。

3-1 スピード対応の確認

ホームインスペクションの結果を急ぐ場合、まずは検査会社にスピード対応が可能かどうかを確認しましょう。多くの検査会社では、追加料金を支払うことで、優先的に検査を実施し、報告書の作成を急ぐことができます。ただし、繁忙期や予約状況によっては、スピード対応に応じられない場合もあります。また、スピード対応を依頼する際は、追加料金の金額や、具体的にいつまでに報告書が必要なのかを明確に伝えることが重要です。検査会社との綿密なコミュニケーションにより、希望のタイミングで検査結果を得られる可能性が高まります。

3-2 メールや電話での速報対応

スピード対応が難しい場合でも、検査当日や翌日に、メールや電話で簡単な概要報告を受けられるか、検査会社に相談してみましょう。多くのインスペクターは、検査終了後すぐに問題点をまとめるため、口頭での概要説明に加え、メールでのポイントの共有も可能な場合があります。特に重大な欠陥が発見された場合、インスペクターから速やかに連絡があることが期待できます。ただし、メールや電話での速報は、あくまで暫定的な内容であり、詳細は正式な報告書で確認する必要があります。また、速報対応を依頼する際は、インスペクターの業務の妨げにならないよう、依頼内容を明確かつ簡潔にまとめることが大切です。

4.報告書を受け取った後にすべきこと

検査報告書を受け取った後は、結果をもとに次の対応を検討します。

問題が発見された場合

報告書で指摘された問題点については、その内容と深刻度を慎重に吟味する必要があります。重大な欠陥が見つかった場合、購入の見送りを検討することも視野に入れましょう。一方、軽微な問題であれば、売主との交渉を通じて修繕を求めるか、購入後に自己負担で修繕する方針を立てることになります。いずれにせよ、問題点を放置せず、適切な対応を取ることが肝要です。必要に応じて、不動産の専門家や工務店等に相談し、最善の解決策を見出すことをおすすめします。

問題がなかった場合

検査結果に問題がなければ、安心して購入の判断を進めることができます。ただし、ホームインスペクションは、あくまで検査時点での住宅の状態を評価したものであり、将来的に問題が発生しないことを保証するものではありません。そのため、検査で発見できない潜在的なリスクがある可能性も念頭に置いておく必要があります。購入後も定期的なメンテナンスを怠らず、住宅の状態を良好に保つよう努めましょう。また、検査結果を参考に、住宅の長所と短所を再確認し、自分の住まい方に合っているかを改めて検討することも大切です。

5.よくある質問

Q1. 報告書の提出が遅れる場合はありますか?

A1. 検査会社の繁忙状況や、検査対象物件の規模、問題点の多さ等により、報告書の提出が当初の予定より遅れる可能性はあります。ただし、大幅な遅れが予想される場合は、検査会社から事前に連絡があるはずです。もし予定の期日を過ぎても報告書が届かない場合は、検査会社に状況を確認することをおすすめします。また、報告書の提出期限については、検査依頼時に確認しておくことが大切です。期限を守ることは検査会社の義務ですが、万が一遅れる場合は、適切なコミュニケーションを取ることで、スムーズに対応できます。

Q2. 当日の口頭説明だけで十分ですか?

A2. 当日の口頭説明は、検査の概要を把握するためには有用ですが、詳細な問題点の把握や、後々の参照のためには不十分です。口頭説明では、問題点の位置や程度、改善方法等の詳細な情報が伝わりにくいためです。また、口頭での説明は、聞き漏らしや誤解が生じる可能性もあります。したがって、当日の説明内容は、あくまで暫定的なものと捉え、必ず詳細報告書の内容を確認することが重要です。報告書には、問題点の写真や図解、詳しい説明等が記載されており、購入判断や修繕計画の立案に役立ちます。

Q3. ホームインスペクションで発見できない問題はありますか?

A3. ホームインスペクションは、住宅の現状を目視や簡易な測定で評価する方法であるため、様々な限界があります。例えば、壁の内部や床下の状態、配管の詰まりや漏れ、電気配線の不具合など、表面からは確認できない問題は発見が難しいです。また、過去に発生した問題で、検査時には症状が現れていない場合も見落とす可能性があります。したがって、ホームインスペクションで問題が指摘されなかったからといって、完璧な住宅だと過信してはいけません。住宅の維持管理は購入後も継続して行う必要があります。また、気になる点があれば、専門の業者に詳細な調査を依頼することも検討しましょう。

6.まとめ

ホームインスペクションの結果がいつわかるかについては、依頼する検査会社との事前の相談が重要です。さらに、検査後の報告書作成の流れを把握しておくことで、スムーズな意思決定につなげることができます。一般的に、ホームインスペクションの結果は、検査当日の口頭説明と後日の詳細報告書という2段階で提供されます。検査当日には、インスペクターが現場で確認した内容を簡潔に口頭で伝えることが多いですが、詳細な情報や補足事項については後日報告書として届けられるのが一般的です。

詳細報告書の受け取りまでには、通常2~5営業日程度かかることが多いため、スケジュールに余裕を持って検査を依頼することが大切です。一方で、急いで結果が必要な場合もあるでしょう。その際は、検査会社にスピード対応が可能かどうかを事前に相談することをおすすめします。たとえば、検査結果の速報をメールや電話で伝えてもらうことで、迅速な意思決定が可能になる場合があります。

中古住宅購入を検討する際、ホームインスペクションの結果は購入判断に大きな影響を与える重要な情報です。構造の状態や修繕の必要性をしっかりと把握することで、安心して住宅購入に臨むことができます。そのため、検査結果が得られるタイミングをあらかじめ確認し、必要に応じて迅速な対応を依頼することで、検査を最大限活用しましょう。

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