中古住宅での値引き交渉はできるのでしょうか?
中古住宅は各物件ごとに建物の状態が違ってきますし、売主の売却理由などからも値引きが出来る状況なのか、そうでないのかわからない事も多い為、少々悩むところです。
中古住宅といえども高い買い物なので値引き交渉を行い、少しでも安く買う事ができればローンの返済期間を短くしたり、月々のローン返済額を減らす事ができると思います。
またリフォーム費用を捻出できるという期待も膨らんでしまうためやはり値引き交渉を実行したいところです。
では、中古住宅の値引き交渉をする場合、どのように交渉したらよいかを考えてみましょう!
ここで一つ注意。値引きを前面に出した交渉は不動産会社の担当者に対しあまり心象のいいものではありません。節度ある交渉を心がけましょう。
今回はお伝えする方法は・・・
その1・・・まず、中古住宅を購入する場合、現地に見学に行きますよね。そこではやはり建物の状態を確認し、どの程度補修・改修が必要かをチェックします。
素人ではわからない部分もある為、ここは専門家に同行してもらうなどして建物の状態を調査、その後補修・改修費用を算出してもらいます。
具体的な金額がでればそれを値引きの根拠として交渉することも可能ではないでしょうか。
その2・・・やはり、不動産会社は自社で仲介する物件を早期に売りたいものです。ここは他社の仲介する物件も併せて検討していることを伝え、売主への交渉を依頼しましょう。売主も早期の売買を期待していることが多いので、一つの手としてあります。オーソドックスな手ですね。
その3・・・交渉前には近隣の不動産価格の相場を調査して下さい。その相場よりかけ離れているようでしたらそれを根拠に値引き交渉しましょう。
他にも交渉の仕方は色々あることと思います。
しかし、値引きばかりに気を取られていると購入時期を逃してしまう危険性もあります。
値引き交渉をする場合、仲介業者を通し、「買付証明書」を 売主あてに提示します。しっかりとした根拠のもと常識の範囲内で行うことをお忘れなく!