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検査・診断事例

サッシ廻りのシーリングクリアランス不足

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外壁の検査をするとサッシと外壁との取り合い部分で写真の様な不具合をよく見かけます。

外壁材はサイディング。サッシとサイディングの取り合いに防水措置としてシーリングが施工され、一見正しく施工されているように見えます。しかしシーリング部分を指で押さえてみると、サッシとサイディングのクリアランスがないことに気付きます。

サッシとサイデイングの取り合い部分を三角シールしただけの施工の様です。

シーリング材は、サイディングが温度や湿度の変化によって伸び縮みしたり、または地震や風圧によってたわんだり、位置がずれたりする動きに追随します。また気密性や防水性を確保する役目があります。サッシとサイディングの取り合いには目地ジョイナーといわれる金物を取付け、10mm前後のクリアランスを設けシーリングを施工する必要があるのです。

目地ジョイナーは、一般的にバックアップ材と呼ばれ、シーリング材を充填する深さを調節するものであり、三面接着を防ぐ効果があります。三面接着となると、シーリング部材より躯体への接着が強くなってしまい、シーリング材の伸びしろが損なわれて部材の動きに対応できずにシーリング材が切れたり剥がれやすくなってしまいます。

サッシ廻りは雨漏りの原因になりやすい箇所でもあるので、新築時から正しく施工しておかないと長期間防水性を期待することは難しいです。

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