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検査・診断事例

雨水の浸入による水染み跡

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上の写真の様に、外壁においてサッシ廻りのコーキングや外壁目地コーキングが劣化し亀裂が発生すると建物内に雨水が浸入する危険性が高まります。そして下の写真の様に、建物内に雨水が浸入してしまうと構造上主要な部材(梁)に大きな水染み跡を作ってしまいます。

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インスペクションしたこの中古住宅は築18年です。通常、築10年前後でコーキングが劣化してしまうため、打ち替えをすることが望ましいです。しかしこの物件は過去に一度も目地コーキングの打ち替えなど、外壁のメンテナンスがなされていない物件だったのです。

雨水の浸入が始まって5年位は経過しているものと思われます。

このまま雨水の浸入を放置しておけば、梁に付いた水染み跡は拡大し、いずれ腐朽が始まっていきます。またシロアリを誘発させてしまうかもしれません。腐朽やシロアリの被害を受けてしまうと、この梁は構造上耐力が弱くなります。今後大地震が発生した時には、この部分が建物の弱点となり建物の損壊の原因箇所になってしまうことは言うまでもありません。

こうして中古住宅を購入するときにはホームインスペクションを実施し、今後その住宅に必要なメンテナンス箇所や補強箇所を知る必要があると思います。

将来人命に関わるかもしれない劣化事象を知らずして中古住宅を購入することは極力避けたいものです。

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