建売住宅に太陽光パネルをつける場合の注意点

先日、愛知県○○市へ新築住宅の完成検査に行ってきました。

この住宅を建てたのは、パワービルダーと呼ばれる一部上場企業です。

このパワービルダーの住宅を今まで何件か検査させて頂いておりますが、比較的不具合箇所が少なく綺麗な仕事がされている印象を受けました。よって報告書作成時間もいつもより短時間で仕上げることができ、こうした住宅が多くなればいいのになぁなんて思う今日この頃です。

今回の検査物件は、開発により土地区画整理された土地に建てられていました。周辺では様々なハウスメーカーによる建売住宅の建設ラッシュとなっており、既に入居済みの住宅も見られます。

その中に、検査当日ちょうど足場をかけ始めた住宅がありました。

足場の職人さんに、

私:「新築ですよね?なんでまた足場架けているんですか?」

と尋ねると、

職人さん:「太陽光付けるんですって。先にやっといてくれればいいのに。。。」

私:「あぁ。。。ですね^_^;」

そうです、太陽光パネルを設置するため足場を架ける必要があったのです。

建売住宅で太陽光システムを導入したい場合、完成してから設置する形になるので、また足場を架ける必要があるのです。これはとても無駄な費用だなぁと思ったひとは少なくないのではないでしょうか。

建売住宅の場合、大方、建物が完成前後に売買されることが多いので仕方が無いと言えば仕方がないかもしれません。

最年、建売住宅でも太陽光システム付きという物件も出はじめているので、「購入する住宅にはやはり太陽光が必要!」と考えている方はそうした物件を探した方がいいでしょう。

売電単価の減少から太陽光設置は下火になりつつありますが、この太陽光システムを導入する際、行政に依る補助制度がまだ使える場合もあります。こうした補助制度を利用すると賢い太陽光システムの購入ができるでしょう。

ただし、太陽光システムを設置前に事業者が認定申請をしなければならないという行政もあるので事前に役所や事業者に確認する必要性があることは言うまでもありませんね。

また、住宅ローン減税と太陽光システム導入補助金制度の重複という問題があることを知っていましたか?

これは、国に依る税制優遇等は二重に享受できない所からきています。

例えば、新築住宅で太陽光を導入する際、太陽光の導入費用より自己資金が多い場合、住宅ローン減税も太陽光の導入補助金も両方優遇措置を受けることができます。

しかし、太陽光の費用より自己資金が少ない場合、太陽光の導入費用と自己資金の差額分は住宅ローンで調達したと見なされてしまうので、補助金が受けられなくなる様です。

つまり、新築住宅で住宅ローン減税と太陽光導入補助金を両方受けるには、太陽光システムの導入補助金を上回る自己資金を拠出して計画する必要性があるのです。

住宅購入は様々な制度が絡んできますので、事前の知識習得をしておけばより資金面で有利な住宅購入が進められると思います。