こんな擁壁(よう壁)がある土地は危険

一見して大丈夫かなぁと思う『擁壁(よう壁)』がある土地は危険 がいっぱいです。。。

あなたが土地探しをしていると、こんな土地と出会うようになるかもしれません。

●道路との高低差がある
●隣地との高低差がある
●隣地側に崖がある
●隣地側に川や池がある
●前面道路が急勾配になっている   など

こうした土地には必ずといっていいほど擁壁(よう壁)が存在するのです。

この擁壁とは、建築用語大辞典から引用しますと『土砂の崩壊を防止するために、切土、盛り土などのがけを側面から支える構造物』とあります。

先ほど例に挙げた土地は、擁壁がなかったなら土砂が崩れ落ち、ましてや住宅は建っていられない土地です。

土地選びをする際、こうした擁壁のチェックを行う必要もでてきます。

なかでも次の様な2mを超える擁壁は注意が必要となってきます。

1.玉石積み

 

 

 

 

 

 

 

2.石積み

3.ブロック積み

上記の様な擁壁のある土地を購入しようとしている、または上記の擁壁のある中古住宅を購入し増築・改築を検討している、というケースだと、これらの擁壁のせいで建物が建てれない、増築・改築できない可能性があります。

こうして新築住宅を建てることができない、増築・改築ができないという問題を発生させてしまう擁壁を『不適格擁壁』といいます。

現在、2mを超える擁壁を築造する為には、工作物申請を提出しなければなりません。一定の基準をクリアしたものは許可され、造ることができます。

昔の石積みなどの擁壁は、現行の基準に適合しておりません。よって不適格擁壁とみなされ、新たに建物を建てようとする場合、その擁壁部分は『崖』とみなされてしまうんですね。

よって、その土地の広さや建物の位置関係によっては、擁壁を造り直さなければならないといったケースもでてきます。

今、新築一戸建てを建てるつもりで土地購入を考えている、また中古一戸建ての購入を考えている方は、その土地に不適格擁壁が存在しているかどうかを現地に出向いてしっかりチェックして欲しいのです。

この不適格擁壁が存在していたがために、後々、『この土地、買わなければよかった。。。』と後悔している方が少なからずいます。

不適格擁壁で後悔しない為には、次の準備、対策をしておいて下さい。

◆不適格擁壁か否かを不動産業者に調査させる。または自分で行政に聞く。

◆土地と不適格擁壁の位置関係、およびリスクなどを専門家に聞き確認する。

◆土地購入費、建物建築費以外にも新設擁壁工事費も予算に計上しておく。

◆不適格擁壁がある場合、新設の擁壁工事費分を値引く交渉を行う。

不適格擁壁に十分注意し、住宅購入を成功させて下さい!!

 

こんな擁壁にも注意!!

・間知ブロック積み(規格外)+石積み

・玉石積み+石積み+ブロック積み

・石積み+ブロック積み