無垢(むく)フローリングの注意点は何?

今日は、“無垢フローリング”についてのお話です。

おそらく、これから家づくりをお考えの皆さんは、“床は当然、無垢だ!”とお決めになっているかもしれませんね?

無垢フローリングは、自然素材で健康にいい、調湿効果がある、耐久性が高いなど合板フローリングと比較するまでもなく、実に魅力的なメリットがあります。よってそんな材料を採用したくなることは当然だと思います。

そして今では、無垢フローリングを薦める建築会社も多く、希望を伝えなくとも採用されるケースが多いみたいですね。

しかし、無垢フローリングのメリットばかりを過大に伝え、デメリットを伝えず薦める業者も中にはいます。よって、入居後「こんなデメリットがあるなんて思いもしなかった 」ということにならない様、デメリットについても理解しておく必要性があるのではないでしょうか。

採用する前にこんな点に目を向けておけば、入居後も安心できます・・・

・木の臭いにアレルギー反応を起こすことがある・・・臭いに敏感な方は、使用前にアレルギー反応あるかないかを事前に調べる必要があるでしょう。自然素材だから全てが安全ということではないのです。

・仕上げの塗装の選択も重要・・・ 塗装膜を厚くし仕上げてしまうと、調湿効果が得られなくなってしまいます。仕上げは無塗装か、天然塗料を使用するなどの配慮が必要です。

・床暖房対応商品は無垢材の良さを無くしてしまう・・・床暖房対応にした商品は、フローリングのすべての面を塗料してしまい、木の呼吸を止め、乾燥による隙間や反りを抑制しています。コストは抑えることができるが、断熱性や外観以外の無垢材の本来の良さを殺してしまう商品があるため選択には注意が必要です。

・人によって向き不向きが・・・キズや汚れを気にする人には向かないかもしれません。また年数が経つと隙間や反りが発生します。無垢フローリングは小まめなメンテナンスを心掛ける必要があり、几帳面でない方には向いていない材料と言えます。

他にも、材種により硬さや耐久性が違ってきたり、乾燥方法や含水率など、実に様々な選択するための指標が多いことが“無垢フローリング”の特徴です。

特に無垢フローリングの採用を考えた時、まず材料の特性を十分知るところから始めなければなりません。

最良の材料が採用できた時には、快適な空間も手に入れることができるのではないでしょうか。